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 JP より良い暮らし指標における重みの分析と持続可能発展指標への拡張の試み 社会技術研究論文集 14 1-8

より良い暮らし指標における重みの分析と持続可能発展指標への拡張の試み 社会技術研究論文集 14 1-8
資料種別 ジャーナル
著者所属・氏名 国立環境研究所(NIES) 松橋啓介 永野亜紀
研究分野 環境創造に係る研究
登録日 2018.11.14
キーワード

 社会の豊かさや幸福度を測る指標のうちOECDによる「より良い暮らし指標(BLI)」に着目し、持続可能発展指標に拡張して利用することの可能性を検討した。具体的には、国別に11項目の状況を示す評点と、各国のユーザーが付与した重みをそれぞれ基準化し、両者の関係を分析することで、政策的取り組みが求められる項目を明らかにするとともに、BLIの「環境」に不足している地球環境を含む観点のデータを追加して日本国民が相対的に重視する項目を調査することで、気候変動や生物多様性、資源循環といった持続可能性に関する項目ついても一定の重みが与えられることを示した。より良い暮らしと持続可能性をバランスさせる包括的な持続可能発展指標として活用を進めることが望ましいと考える。

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