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 JP 非破壊透気試験等を用いたコンクリート品質管理の可能性検討-指定廃棄物の最終処分に向けて- セメント・コンクリート論文集69 287-294

非破壊透気試験等を用いたコンクリート品質管理の可能性検討-指定廃棄物の最終処分に向けて- セメント・コンクリート論文集69 287-294
資料種別 ジャーナル
著者所属・氏名 国立環境研究所(NIES) 蔵重勲 山田一夫 小川彰一
研究分野 除染・廃棄物に係る研究
登録日 2018.11.13
キーワード

 本研究は福島第一原子力発電所の事故により発生した指定廃棄物の最終処分に関し、処分施設で主要構成部材となる鉄筋コンクリートのより信頼性の高い品質管理や定量的な品質確認の方法を構築することを目的に、非破壊試験の活用法を検討したものである。近年、研究のみならず実務においても活用例が増加しているTorrent 法表層透気試験であるが、試験に及ぼすコンクリート中水分量の影響が十分に解明されておらず、絶対的な品質評価には課題が残っている。これに対し本論文では、同試験によって評価される物性が乾燥により増大する開放空隙量であることを示すとともに、非破壊測定可能な表層透気係数と電気抵抗率を組み合わせた品質評価の可能性を示した。

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